投稿日:2009.07.30 投稿者: 84122

マツダでは現在「i-stop」という機能の付いたクルマを販売しています。

これは「アイドリングストップシステム」の略で、これにより燃費向上&環境保全を目指しています。

最近お客様によく「どういう仕組みですか?」と聞かれるので今日はその仕組みについて説明します。

 

アイドリングストップシステムとはドライバーが車を停止させると自動的にエンジンを切り、発進時にエンジンを再始動させることによって燃料を節約するシステムです。

都市部の交通環境では、信号待ちなどで、アイドル状態で停止している時間頻度が多く、この間にエンジンを停止することで約10%(国内10・15モード)の燃費向上が期待できます。

一般的なアイドリングストップシステムでは、エンジンの再始動において、通常のエンジンスタートと同様にスターターモーター(セル式)を使用しています。これに対して、マツダの「i-stop」は、再始動の最初から、停止しているエンジンのシリンダー内に燃料を直接噴射し爆発させることでピストンを押し下げ、エンジンを再始動させる「燃焼始動式」を採用しています。

 

  • ピストン停止位置制御と燃焼始動技術
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燃焼始動を可能にするためには、圧縮行程と膨張行程のシリンダーにおいて、空気量のバランスがとれたストローク中間にピストンを停止させる必要があります。マツダの「i-stop」では、停止時の空気量を気筒毎に精密制御することで、エンジン停止時のピストン位置を確実にコントロールすることを可能にしました。

再始動のための最適な位置に停止させたピストンの中から、最初に燃料を噴射する気筒を判別し、着火させます。極低エンジン回転速度でも気筒判別をして、連続して着火させ迅速にアイドル回転速度にします。

これらの技術により、エンジン停止状態から再始動までの時間を常に一定に保つことが可能になり、燃費の向上はもとより、再発進時にドライバーに違和感を与えない快適な運転環境を提供できます。再始動にかかる時間は従来のスターターモーター(セル式)アイドリングストップシステムのおよそ半分となる0.35秒(AT車、社内計測値)を実現しています。

                                                                                                                     資料:マツダ㈱より

 

 

i-stopの作動原理

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